2015.06.01 AI・ビッグデータ 研究報告書 孤立する日本の研究プラットフォーム 國領二郎 生貝直人 市古みどり 小野塚亮 倉田敬子 小松正 林和弘 研究成果や評価情報を蓄積する国際的なプラットフォームの構築競争が熾烈化する一方、オープンアクセス(研究成果への自由なアクセス)の動きも見られるなど、近年、学術環境が大きく変容している。さらに、より開かれた科学を志向するオープンサイエンスへと時代は進んでいる。情報技術の発展を背景に、市民を巻き込んだ新しい科学の在り方や文化資源のデジタル化の動きが出現するなか、日本はどのような舵取りを迫られているのか。日本の課題を提示する。 詳細を見る
2013.08.01 AI・ビッグデータ 論文 NIRAモノグラフシリーズNo.38 規制改革の経験から何を学ぶか 斉藤徹史 我が国では様々な分野で制度改革の必要性が唱えられながら、現実の改革は進まないことが珍しくない。その1つである規制改革を阻害した要因を分析すると、政界における「官邸のリーダーシップの不足」、行政の「官の自己改革意欲の不足」、経済界の「既得権の維持」、そして国民の「消費者主権や自己責任への認識不足」が浮かび上がる。改革を促進するためには、改革に関わる「人物」の要素と、改革の原動力となる「制度設計(仕組みづくり)」を考慮することが必要である。 詳細を見る
2008.03.01 AI・ビッグデータ 論文 NIRAモノグラフシリーズNo.16 情報技術革新とフードシステム 河野恵伸 情報技術、通信技術は刻々と進歩している。特に、商流ではインターネット技術、物流では自動認識技術の発展および普及は、流通の効率化、流通チャネルの多様化など、フードシステムに大きな影響を与えている。しかしながら、それらの技術を単に導入するだけでは、業務改善や効率化に結び付かない場合も多い。 詳細を見る
2007.10.01 AI・ビッグデータ 論文 NIRAモノグラフシリーズNo.02 個人宛通知による年金情報提供の強化 中嶋邦夫 年金制度への信頼を向上させる方策として、国民に対する年金情報の提供が近年注目されている。諸外国では、米国、スウェーデン、ドイツなどで年金情報の通知がすでに導入されているが、本稿ではスウェーデンの「オレンジ封筒」を紹介する。 詳細を見る