[ゲスト] 井伊雅子一橋大学国際・公共政策大学院教授 [聞き手] 伊藤元重総合研究開発機構理事長 対談シリーズNo.41 2009.01医療問題:議論の基礎にデータを概要 日本の統計をめぐる課題は、医療分野にもあてはまる。医療統計の問題点や医療情報の開示が必要な理由について、医療経済学の専門家である一橋大学国際・公共政策大学院教授の井伊雅子氏にお聞きした。 全文を読む 井伊雅子(いい まさこ)国際基督教大学教養学部卒。1993年米国ウィスコンシン大学マディソン校経済学博士号(Ph.D.)取得。専攻は医療経済学、開発経済学。世界銀行調査部、横浜国立大学経済学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科を経て、2005年から現職。著書に『医療サービス需要の経済分析』(2002)日本経済新聞社、論文に「医療制度改革-地方の負担の在り方を考える」(2008)『国際税制研究』、「日本の医療保険制度の歩みとその今日的課題」(2008)『医療と社会』、「期待される医療統計のあり方」(2009)『病院』医学書院など多数。 ⓒ公益財団法人NIRA総合研究開発機構※本誌に関するご感想・ご意見をお寄せください。E-mail:info@nira.or.jp